NOSTALGIC HUE
INTERVIEWS ―
COLOR CONCEPT
by RYOTA YOKOZEKI
ー コレクションは色が特徴的ですね。
ホーム家具を作るっていうのにあたって、新しい、色の考え方を作って、開発もしていきたいっていうとこで、NOSTALGIC HUE(ノスタルジックヒュー)っていうカラーテーマを掲げて、すごい人間くさいと言うか人間からくる色みたいなのを、考えた時に、
思い出の景色とか、記憶に残ってる素敵な、風景とかって、誰しもあると思うんだけど、それってなんかすごくこう心が安らぐというか落ち着く色味だよねと。
ー 具体的な景色は?
例えば、こう夕日が綺麗だなぁとか、あの朝もやがかった山の雰囲気とか見てるとこう心落ち着くよねとか、闇夜の海とかに行くと、こうすごい静けさとともになんかこうブラックなんだけどちょっとこう、質感が見えるみたいなとか、あの波の感じとか、そういう景色から色をピックアップして家具の色に使っている。
それらを結果家具にした時にやっぱ落ち着くよねっていうのでNOSTALGIC HUEっていうのをテーマで掲げて、今回のコレクションに使ってます。
ー どうプロダクトに反映しましたか?
RE-BORN PROJECT *(リボーンプロジェクト)って物自身が60、70年前から作ってきたもの、ある意味ノスタルジーを感じるものとノスタルジーなカラーが合間ってなんか相性が良くなったと言うか、なんかそこにまで昇華できてるっていうのは新しい試みなのかなと。
1518 1st collection
NOSTALGIC HUE
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* RE-BORN PRODUCTSずっと日本のメーカーで制作され続け、人々に長く愛用されてきたオフィス家具。その安全性、機能性はそのままに、新たなデザインや新たな価値(ニーズ)を加えることで、日常の生活空間に取り入れたくなる家具に生まれ変わらせるプロジェクト。